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令和6年5月23日(木)、千早小学校にて講師としての初めての租税教室を行いました。
事前打合わせで、児童が出来るだけ主体的に授業に参加できるようにとの思いから、教卓の前に半円状に椅子を並べての授業形式を依頼しておきました。
6年生は1クラスのみで14名と少人数ですが、その半数は外国にルーツを持つ児童で、かみ砕いた、わかりやすい日本語でとの要望がありました。大きな声でゆっくりとを意識しながら授業を始めます。私の緊張をよそに、思った以上に積極的にクイズに答え、元気よく挙手してくれました。税に関する小学生向けのDVD鑑賞のあとは、社会と税のかかわりについて児童たちと話し合いを想定していたのですが、残り時間を意識しすぎて、上手く感想や考えたこと、疑問点など引き出すことができず、これに関する工夫の準備不足を痛感しました。よく言われることですが、物事の成功はやはり準備で9割決まるものです。
驚くほどの真剣なまなざしで質問に一生懸命答えようとする子供達の姿に、緊張感の中にも感動を覚えます。人に教えることは自分自身の学ぶ姿勢が問われることなのかもしれません。租税教室の講師を務めるにあたっては、「責任感」はもちろん「使命感」も必要だと思いますが、この機会に恵まれことにまず感謝の気持ちが湧いてきました。
このような志を共有しながら、税理士として新たな一面を広げ、一緒に租税教室をさらに良くしていこうとお考えの先生方のご参加をお待ちしております。
加藤 園美